アングラな魚日記

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zoom RSS 稲田だの、カカシだの、スズメだの

<<   作成日時 : 2008/10/01 01:31   >>

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イナダが豊漁である。あっちでもこっちでも。ブリの若魚イナダは潮の早い灘に多く住んでいるため、居灘と書く。とは何かで読んだのだけれど、こうやってよくよく見つめていると、田んぼの稲穂のようである。

 

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黄色い帯が、実った稲穂のように見えるから、稲田(イナダ)でもいいような気がするなあ。

 

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実りの秋。

 

そんな稲田は、今あっちでもこっちでも、稲刈りの真っ最中だ。ふっくらと実った稲穂を刈り取って麻ひもで縛り、干す。あたり一面、稲刈り独特の香りがした。

 

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コンバインも出動だ。

 

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今年の作況指数が「102のやや良」とはナンノコッチャわからんけど、海も田んぼも稲田は全国的に豊漁豊作のようである。

 

田舎をまわっていると、一時、姿を消したはずのカカシが農作物を守る姿をよく目にするようになってきた。農薬や化学肥料の使用を抑えた自然農法で作物を育てるというエコファーマーが増えてきたせいだろうか。

 

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近づいたら、イナゴとスズメが飛んでったよ。^^これで鳥や獣が驚いて退散するとは思えないけれど、環境にやさしい農を行っているのではないかと、とりあえず人目は引く。カカシの新しい役割に、エコファーマーの看板役が加わったようである。

 

農薬や化学肥料の使用を抑えた自然農法というのは、ひじょうに手がかかる上に収量も少なく、天候に左右されるなど、なかなか大変な農作業である。また、害虫鳥獣害などに脅かされ、爪の間に泥を深く刻みながらの作業はオラの想像をはるかに超える重労働だ。自然に最小限の手を加え、農作物を頂くという姿勢には、ただただ頭が下がるばかりである。

 

もう40年も前のこと。中国北京では収穫した穀物をスズメに食べられたために、害鳥に指定した事があるのだという。人民みな手に鍋釜やカンカンなどを持ち、屋根に上り道に出て、スズメを見ればドンドンガンガンと打ち鳴らし、飛び立たせる。スズメは長い時間飛べないから、ヘロヘロになってヨタヨタ落ちてくるのだけれど、そこをまた人民がドンドンガンガンするもんだから、また飛ぶ。やがてスズメたちは、そこだけぽっかりと空いた静かな広場を見つけ、やれやれと降りてくる。して、スズメが広場に集まったところを火炎放射器で焼き払う・・・。これを人海戦術そのままに徹底的に行うのである。

 

こうして、北京のスズメは居なくなった。穀物をスズメに食べられる事はなくなり、その時は収穫増加が約束された、かに見えた。しかし増えなかった。むしろ、スズメがいたほうが収穫量が多かったのである。害虫が大量に発生したため、収量がその後しばらく、スズメ掃討作戦以前より落ち込んでしまったのだ。スズメが害虫を食べることを知らず、自然に手をくわえてしまったために起きてしまった悲劇といえる。こういった過去の悲劇を見ると、自然農法とはスズメも仲間にして進める農業なのだろう、と思う。

 

しかるにエコファーマーとは、「安心して子供にも食べさせる事ができる安全な食」を無邪気に要求する消費者と持続可能な農業との狭間で、自然と向き合いながら経済性を両立するために立ち上がった勇者という事になるだろうか。あるいは、消費者が退路をふさぎ、そこに追い詰めたのか。どちらかなのだ。

 

 

今から稲刈りを始めそうな、おっさんがいた。

 

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と思ったら、見間違えだった。

 

 

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カカシだったのね。

 

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なぜに、鎌を持つのか。

 

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こうやって田んぼに佇む姿は、哲学者のよう。

 

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「オラは農を守ってんだ。」って言い出しそうだね。

 

カカシもいろいろだ。

 

 

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こちらは、食人族風のカカシ。

 

生首に見える。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しています。
食人族風のカカシ、見事なオチに吹き出してしまいましたw
佳永
2008/10/01 02:41
ご無沙汰しています。。。
鎌をもった案山子、ある種怖いかも?!
しかし、詩人のような表現素晴らしいなぁ

おいらも、見習わないと(^^)
おきらく社労士
2008/10/01 07:51
佳永さん、こんばんは〜♪
どこで売ってるんでしょうかね。
生首カカシ。
mako@管理人
2008/10/01 22:22
おきらく社労士さま、
おばんです〜。
褒められると照れちゃいます。(^^ゞ
深夜に書くとこうなるんですよ。
mako@管理人
2008/10/01 22:25

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