日本人はウマい

午前7時28分。普段影の中にあって太陽を拒み続けている魚市場の北側場内に、一瞬だけ日光が射した。

 

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冬の低い太陽ならばこんな芸当も可能なのかな。それとも、何かに反射した光なのかなと振り返って光の軌跡を追うと、その先には、200キロの黒いダイヤモンドがいた。

 

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今朝、岩手の定置網が持ち込んだクロマグロには、キロ当たり約6400円の値段がついた。一本128万円だ。マグロの値段はよく自動車の値段と比較される。128万円ならば軽の新車が買えるぐらいだろうか。

 

軽自動車の車体重量は約900キロ前後はあるので、1キロ当たりの計算に直すと1422円になる。つまりマグロのほうが高いって事さ。

 

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大まかな計算だと、マグロは可食部分が全体の約半分。このマグロをお刺身にすると1000人分(1人7貫で100g)がとれる事になる。多分頭だけで20キロはあるだろう。可食部分だけに全ての食べられない部分(骨、皮、頭、尾びれなど)の価格がドサッと乗ると、キロ当たり12800円になるんだ。

 

こうなると、軽自動車では指が足りなくなる。最近話題になった日産のGTR でもキロ4500円前後という事でまるで届かない。自動車で同レベルの価格となれば、1台2000万円以上の車という事になるか。

 

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こういうものを喰ってるから、パプアニューギニアの食人族に「日本人はうまい」といわれてしまうのである。

 

"Japanese people taste the best - whites are too salty!"

(日本人はうまい。白人は塩っ辛い)

 

Meeting the cannibals of Papua New Guinea: "Japanese people taste the best - whites are too salty!" - Bild.de


文化人類学者のOlga Ammann氏とフォトグラファーのIago Corazza氏が取材した「最後のパプワ族」の内容によれば、パプアニューギニアでかつて50年ほど前まで行っていた食人という習慣のなかで、食人族は「一番うまかったのは日本人」だといっている。一方、白人はというと「生臭くて塩っ辛い」んだとか・・・。なんとま、あっけらかんとしてて、逆に清清しく思えてくる。

 

世界中で人を食べた話というものを聞く。しかしそれは殆んどが極限の状態であったり、英雄の一部を自分のものにするための儀式であったりした。その味に関しては禁畏、禁忌、タブーでありなかなか表には出てこない。また、そういった書物を読む機会がなかったのでわからなかった。パプアニューギニアの食人族がいう「日本人の人肉の旨み」というものが、日本食とどう関係してるのか気になってしまう。

 

さて、マグロはキロ6400円、可食部になると12800円になると書いた。では人の肉は仮に販売されるとしたらどのような価格がつくのだろうか。かつて喫人を行い人肉市場までこさえてた中国では、人の肉は羊よりも安く取引されていたという。という事は、せいぜい100g98円ぐらいという事になる。肉の消化はよさそうだが、精神的な消化はおそらくできないだろう。

こうなると、食べない方がよかろ、という事になるのではないか。

 

カニバリズム - Wikipedia

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