カミクラゲ

新芽を吹き出したばかりの潅木、フキノトウの緑、梅の蕾のふくらみ、福寿草の黄色、白い木蓮、名も知らぬ草花・・・。ついこの間まで雪に埋もれ一面モノトーンだった野山は日ごと色鮮やかになり、僅かに残る冬のモノトーンは、白鳥が泥田に首をつっこんで頭だけ黒くしている姿だけになってしまった。野山に春が帰ってきた。

 

市場には、ワカメやメカブ、フノリ、マツモ、コンブ、ノリ、ひじきなどの春の七草が出揃い、春を感じさせてくれている。内湾のホタテは卵持ちで柱が細いが、小ぶりなものは一年で一番甘味が強くなっている。美味しい春だ。同じ内湾物のホヤは出回り始めで身が薄く、まだまだこれからってとこも春。いつもの春だ。岩手の山田湾ではウニ漁の口が初めて開いたとのこと。宮城の大谷ではチョウセンハマグリ漁が今月末で終わる。

 

三陸の春つげ魚といったら何だろう。南北に長い三陸であるから一言ではいえないけれど、そう、例えば、イサダやヨド、シラウオ、サクラマス、マスノスケ。それから、でっぷりと抱卵したアカガレイやナメタガレイ、マコガレイなどだろうか。ところで、チカはどこに行ったのだろう。あのプ~ンとする青臭さ、きゅうりのような香りがどこからもしない。市場にはたった一匹の姿さえ見えない。釣りに行った人に聞いても、首を傾げてるんだ。

 

チカの姿を探して桟橋から海を覗いてみたら、目の前にぽっかり、カミクラゲがいた。

 

IMG_2169

 

これも春のクラゲだね。

 

kamikurage

 

ところで、チカはどこに・・・?

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