米国原子力規制委員会(NRC)の福島原発から約80キロ以内に住む米国人の避難が適切であることの根拠

 

アメリカでは、全身に対して10ミリシーベルトを上回る放射線量が予想されるとき、防護措置勧告が行われるようです。そして、最悪の場合、80km圏内が、その範囲に入ると予想しているようです。

枝廣淳子さんのe`s inc http://www.es-inc.jp/ の環境ニュースメールより

 

 

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◆根拠を示して指示を出す~米国80km退避の指示(2011.03.20)

http://www.es-inc.jp/lib/archives/110320_133304.html

 

さて、米国原子力規制委員会(NRC)が、3月16日、以下のプレスリリースを出しました。

http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf

緊急和訳チームの和訳をお届けします。

 

◆NRCニュース No.11-0502011年3月16日

米国原子力規制委員会(NRC)、米国の指針に基づき防護措置勧告を行う

米国内で同様の状況が生じた際に適用される国民安全指針に従い、NRCは福島の原子炉から50マイル(約80キロ)以内に住む米国人の避難が適切であることを確信している。特に、米国においては、全身に対して1レム(10ミリシーベルト)、もしくは甲状腺に対して5レム(50ミリシーベルト)を上回る放射線量が予想されるとき、防護措置勧告が行われる。レムは放射線量を測る単位。平均的な米国人は、1年におよそ620ミリレム(0.62レム)(6.2ミリシーベルト)の自然および人為的原因による放射線にさらされている。

防護措置勧告を作成する際、NRCは天候、風向き、風速、そして原子炉の問題状況など、さまざまな要素を考慮する。

今回のNRCによる勧告は、コンピュータによる2組の計算結果によって裏付けされている。

(※シミュレーションのリンク)

http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050_Attchmt.pdf

 

原子力発電所での緊急事態を受け、NRCは他の米国機関と連携し、放出される放射線(radioactive releases)の観測とその進路の予測を行っている。入手可能なあらゆる情報はひき続き「ハワイ、アラスカ、米国領、米国西海岸が何らかの有害なレベルの放射線を浴びるとは予測されない」ことを示している。

 

※翻訳してお伝えする情報は、原文通りに訳したものとなります。原文に誤りがある場合でも、著者に確認し、修正してもらうことはできないため、翻訳にも事実と異なる部分が残っている場合があります。その点ご了承の上、お読み下さい。

 

 

※メールニュースに掲載されている内容・情報はそれぞれのご判断の上、出所(枝廣淳子の環境メールニュース http://www.es-inc.jp)を添えて、引用・転載くださってけっこうです。ただ、どの情報も「その時点での情報」であって、のちに修正・追加等される可能性がある情報であることをご理解・ご明記いただければ幸いです。

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この記事へのコメント

2011年03月27日 20:07
米軍の動きを見てたら、福島第一原発の危険度がよくわかりますね。
日本は「直ちに健康に影響はない」というだけなので、さっぱり判りませんね。
「でも、10年20年後は知ったこっちゃ無いよ」と言う事だけは判りますが。
2011年03月27日 20:54
ども、電気猫さん
まったくです。国がどっち向いてるのかが
よ~くわかります。

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